会社で働いてた頃との違いの一つとして保険関係があります。
ここでは、国保と社保の違いを10個の視点でまとめています。
- 加入者: 国民健康保険は、主に自営業者、フリーランス、年金受給者など、社会保険に加入していない人が対象です。
- 加入者: 社会保険は、主に会社などに雇用されている人が対象です。
- 運営者: 国民健康保険は、お住まいの市区町村や国民健康保険組合が運営します。
- 運営者: 社会保険は、勤務先の事業所を通して、全国健康保険協会(協会けんぽ)や健康保険組合が運営します。
- 保険料: 国民健康保険料は、前年の所得や世帯の状況、市区町村の規定に基づいて計算され、全額自己負担です。
- 保険料: 社会保険料(健康保険・厚生年金)は、給与に基づき計算され、事業主と従業員が原則折半して負担します。
- 扶養: 国民健康保険には扶養の概念がなく、加入者一人ひとりが被保険者となります。
- 扶養: 社会保険には扶養の概念があり、一定の条件を満たす配偶者や家族を被扶養者とすることができます。
- 給付: 国民健康保険には、傷病手当金や出産手当金の制度がありません(一部の国民健康保険組合にはある場合も)。
- 給付: 社会保険の健康保険には、病気やケガで休業した際の傷病手当金や、出産時の出産手当金などの給付があります。
国民年金についても、フリーランスは国民年金(第1号被保険者)のみですが、会社員は国民年金(第2号被保険者)に加えて厚生年金にも加入します。