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[開業方法シリーズ]個人事業主のためのコンビニ開業完全ガイド〜独立系編〜

「いつか自分だけのお店を持ってみたい…」そんな素敵な夢、応援させてください!

このページは、大手チェーン(フランチャイズ)に頼らず、自分のアイデアを詰め込んだ「個人経営のコンビニ」を作りたいあなたのための、やさしい説明書です。

確かに簡単な道のりではありませんが、ポイントさえ押さえれば、地域の人に愛される最高のお店を作ることができます。一緒に夢への一歩を踏み出しましょう!

はじめる前に知っておきたい3つのこと

個人でお店をやるには、大手と違う点がいくつかあります。
でも、大丈夫!事前に知っておけば、しっかり対策できますよ。

大手コンビニは、たくさんの商品をまとめて安く仕入れたり、専用工場からお弁当を運んでもらったりする仕組みがあります。個人の場合は、これを全部自分でやる必要があります。

  • お菓子やジュースなど、商品を売ってくれる会社(卸売業者)を自分で探して、契約します。
  • お弁当やおにぎりを自分で作るなら、キッチン設備や特別な許可が必要になります。

「セブン-イレブン」や「ローソン」という名前だけで、お客さんは安心してお店に入ってくれます。個人のお店は、まず「ここにこんな素敵なお店があるんだ!」と知ってもらうところからスタートです。

  • お店のファンになってもらえるように、魅力を伝えていく工夫が必要です。
  • 「あのお店に行けば、間違いない!」と思ってもらえる信頼を、少しずつ作っていきましょう。

大手チェーンには、売れ筋商品を分析する専門のシステムがあったり、経営のアドバイスをくれる担当者(スーパーバイザー)がいたりします。

  • 個人経営では、商品の発注やお金の管理など、すべての判断を自分で行います。
  • でも、今は便利なレジアプリなどもあるので、上手に活用すれば大丈夫です!

成功のヒントは「小さな専門店」になること!

品揃えの数や安さで大手と競争するのは大変です。そこで、個人のお店が輝くための最高のヒントが、「何かに特化した専門店」になることです!

夢をかたちに!やさしい開業8ステップ

「どんなお店にしたいか」という、お店の設計図(事業計画)を作ります。これは、銀行からお金を借りる時にも必要になる、とても大事な書類です。

  • なぜこのお店をやりたいの?🤔
  • 誰に(どんなお客さんに)来てほしい?🎯
  • 他のお店にはない、あなたの店の「一番の魅力」は何?⭐

お店を始めるのに、どれくらいお金が必要か計算します。ちょっと多めに準備しておくと、開店後も安心です。

  • お店の家賃や内装工事、レジや冷蔵庫などの設備にいくらかかるかリストアップします。
  • 自己資金だけでは足りない場合、日本政策金融公庫など、個人事業主を応援してくれる機関に相談してみましょう。

お店の顔となる場所探し。あなたのコンセプトに合ったお客さんがたくさん通る、とっておきの場所を見つけましょう!

お店を営業するには、いくつかの許可が必要です。計画的に準備を進めましょう。

許可の種類相談する場所ポイント
食品衛生責任者保健所食品を扱うなら必須。講習を受ければOK!
飲食店営業許可保健所店内でお弁当などを作る場合に必要です。
お酒の販売免許税務署お酒を売りたい場合に。少し時間がかかります。
たばこの販売許可JT(日本たばこ産業)近くにお店があると許可が難しい場合も。

「私、事業を始めます!」という公式な届出です。

  • 開業届
    税務署に提出します。これであなたも正式な個人事業主!
  • 青色申告承認申請書
    開業届と一緒に出すのがおすすめ。税金がお得になります。

お店の心臓部!コンセプトに合った商品を売ってくれるパートナー(卸売業者や生産者さん)を探す、宝探しの時間です。

お店がオープンすることを、たくさんの人に知ってもらいましょう!

  • SNS📱:インスタグラムなどで、お店のこだわりや準備の様子を発信して、ファンを増やしましょう。
  • チラシ💌:近所のお家に「こんなお店ができますよ!」とお知らせするのも効果的です。

オープンはゴールではなく、新しいスタート!お客さんの声を聞きながら、もっと素敵なお店に育てていきましょう。

まとめ:あなたは「お店の店長」であり、「新しい物語の創業者」です

個人でコンビニを経営するのは、マニュアルのない冒険のようなもの。でも、だからこそ、あなたの「好き」や「こだわり」を全部詰め込んだ、世界に一つだけのお店が作れます。

この記事が、あなたの素晴らしい冒険の、最初のコンパスになれば嬉しいです。あなたの夢が叶うことを、心から応援しています!